この社会がどうしても許せなかった頃の話#11
※前回
私は、"薬"に頼ることにした。
※実際の所、この"薬"の出来事については、詳細は別の記事で説明しているので、下記を参照してほしいです。
私はこの薬により、狂人となることにより、一時的に上司達からの理不尽を克服し、全てを薙ぎ倒す考え方を獲得した。
でもこの薬は辞めたし、「考え方を知った」ってだけで、常時そのマインドで居られるわけじゃない。
ここでの在籍期間は2年と数ヶ月といったところだったけど
私は「自分の心を守る方」を選んだ。
そう、辞めた。
あまりにもパワハラが辛すぎて、辞めようと思った瞬間、
もう翌日から絶対行きたくなかった。
なんなら、翌日からフォロワーとボードゲーム大会とかバーベキューの予定入れた。
今回は退職代行サービスを使った。
調べるとすぐに沢山情報が出てくるサービスだと思うけど
ざっくり言うと
「お金を払えば、明日から行かなくて良いようにしてくれる」
サービスだった。
本当はこんなサービス使わなくても、退職届を投げつけて頑なに「明日から行きません」と宣言すれば行かなくて良い。
だから退職代行サービスを使う人は「そんなことも知らない人達」とか言われることがあるけど、このサービスの本質はそこじゃない。
現実はそうも行かなくて、1ヵ月以上の引き継ぎ期間が必ず課されたり、会社も必死に辞めようとする人を拘束する。
勝手なことをされた雇用主は憤り、本人の家に突撃する。
しかし、退職代行サービスというよくわからない人達がいちいち介入してくることで、会社側もどうして良いかわからず調子が狂い、弱い立場の労働者にふんぞり返ることができなくなる。
突撃されるリスクが0になるわけじゃないけど、利用する側も「あとは任しておこう」みたいになって、会社に対して頑なな態度を取りやすくなる
※これは当時の話だから、今でも同じような効き方がするかはわからないです。使おうかなって思った人は、最近の口コミ等をよく調べてください。
私はシステム管理者の立場でありながら、パワハラに耐えかねて、何も引き継ぎせずに去った。
こんなに気持ち良い事があるでしょうか!?遊ぶぞ!!!!
めちゃくちゃ電話かかってきたけど全部無視した。
一緒に遊んだ人たちは、私の吹っ切れぶりにウケてた。
退職代行サービスから上司Nが対応に困ってそうな連絡来たときには、
リアルタイムで友達に見せて、指さして笑った。
その後、その会社のシステムがどうなったのか特に反応を見ることができないのがちょっと残念だった。
この時私は、次の就職先を既に決めていた。
私は入社までの期間、めちゃくちゃ遊んだ。
なんかテーマパークとかゲーセンとか色々行ったと思う。
久しぶりの長期夏休みだった。まるで大学生。
本当に開放的だった。
しかし後日、急遽新しい就職先の配属先が未定になった。
配属が未定というガチャ要素が発生
人運ガチャの引きの悪さが神がかりな私は、
嫌な予感がした。
#12に続きます。